プロフィール

風

Author:風
アラフォー男子。
妻1+娘2+猫1(放浪中)

【キャッチ・コピー】
ちょっとイケナイ系左翼労働者
ちょっとアブナイ系鬱病労働者

【立ち位置】
・体制外左翼諸派シンパ
・打倒天皇制
・限定的薬物使用OK
・反米反イスラエル
・ヤスクニ解体

【研究テーマ】
・国営マリファナ喫茶
・標準精神医学
・嫌天皇制
・資本論入門編
・会社法

【好きな言葉】
・政治家にモラルを求めるのは
ゴキブリにモラルを求めるの
に等しい       (佐高 信)

・命落とすな、自公落とせ!
            (出所不明)

・明日の天気は変えられないが、
明日の政治は変えられる。
            (出所不明)

・物質的生活の生産様式が、社会的、政治的および精神的生活過程一般を制約する。人間の意識が彼らの存在を規定するのではなく、逆に彼らの社会的存在が彼らの意識を規定する (マルクス)

・哲学者たちは世界をさまざまに
解釈してきただけである。しかし
肝腎なのはそれを変えることで
ある。        (エンゲルス)

・ブルジョア国家がプロレタリア国家(プロレタリア独裁)と交替するのは、「死滅」によっては不可能であり、それは、通例、暴力革命によってのみ可能である。
             (レーニン)


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中国赤い資本主義


中国赤い資本主義は平和な帝国を目指す
    日本はどのように立ち向かうべきか
(副島隆彦 著、ビジネス社、2008年1月)

【要旨】
いったん崩れる。その後を待って人民元・中国株だ。アメリカ発の世界恐慌の打撃を受けても中国は盛り返す。

【目次】
第1章 人民元の時代
     人民元の買い方
     中国株の買い方 ほか
第2章 中国「赤い資本主義」の深層
     やはり中国は覇権を求めて進んでいく
     中国が日本の「富国強兵」「近代化」に注目するわけ 
     ほか
第3章 中国急成長の歴史と原動力
     すべては小平から始まった
     中国は共産主義を捨て、個人が富を追求する国になった ほか
第4章 暴落を乗り越え、着実に中国は昇っていく
     中国が絶対に譲らない2つの政治問題
     政治問題で日本が遠慮する必要はない ほか
第5章 世界覇権戦争が始まった
     イスラエルVS中国―世界覇権を巡る暗闘
     イランに核技術を渡したのは中国か? ほか


【著者略歴】
副島 隆彦 (ソエジマ タカヒコ)       
1953年5月1日福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。銀行員、代々木ゼミナール講師を経て、常葉学園大学教授。政治思想、法制度論、経済分析、社会時事評など多くの分野で評論家として活動。日本初の民間人国家戦略家として研究、執筆、講演活動を精力的に行っている


 右からも左からも非難され、毛嫌いされる副島チェンチェイ。「日本はアメリカの属国である」という「属国・日本論」を展開、また、アジア・太平洋戦争について、「日本はちゃんと謝罪すべき」という立場をとっているので、特に、右=ネットウヨクからの攻撃がヒドイらしい。掲示板なんかでは、「副爺」と表現されるんだとか。

 で、私は、現代中国の様子について書かれた本をほとんど読んだことがなくて、市場経済を導入してからの発展著しい中国の内情や今後の見通しについての知識がない。何か適当な本はないものかと本屋をウロウロしていたところ、この本を見つけた。

 この本は、初めて中国に目を向けてみようと思う人たちへの中国理解の道標となるようにと思って書いた本である。
 「中国は危ない。恐ろしい国だ」とばかり思わずに、正面から中国と向き合ってみようではないですか


 「まえがき」にこんなことが書かれていたのも、この本を買う気にさせた。

 副島チェンチェイ自身、中国モノを書くのは初めてだそうで、中国についての研究・分析は、まだ始まったばかり、とのこと。

 現段階における副島チェンチェイの結論は、「中国は買い」ということだ。

 だからといって、何も中国をヨイショ・美化する、ということではない。中国を美化しないと同じく、日本のことも美化しない。両方とも批判すべきは批判する、というのが副島チェンチェイの立ち位置。
P76
 私は中国をくさすし、えぐりだすように観察して自分の調査結果を書く。しかしそれと全く同じように、日本のことも全て鋭く暴きたてる。容赦はしない。自己満足もしない。自分だけ高みにたって遠くからの気取った観察者(傍観者)にもならない。人間が持つ本来の汚い面は全て書く。書いて公表する。それが本当の知識人の役目、役割だからである。


 為替レートの見通しについて
 1ドル=110円=7.5元が、3年後には、1ドル=60円=2元までいくのではないか、というのが副島チェンチェイの予測だ。元レートのことはよくわからないが、、ドル円で言えば、昨日、1ドル=95円台をつけたという。アメリカ発の暴落により、円高が進むと、サブライムローン問題が出る前から、副島チェンチェイは書いていた。まぁ、1ドル=60円はちょっとなぁ、としても、80円くらいまでならいくのかもしれない。
 1ドル=120円の頃に、ドル建て債券が組み込まれた投資信託などを買ってしまっている人は、ワヤですな。次期にもよるけれど、満期になって円に換金したら、為替差損で半分になってしまうことも考えられる。泣きが入りますな。かわいそうに。

 ちょいと話が逸れてしまったけれど、清濁併せ持つ大国中国のことを無視はできないわけで、悪口ばっかり言っていても仕方がない。また、発展著しい中国のことを嫉妬していても仕方がない。互いの存在なしには、経済が立ち行かなくなるほどの、相互関係にある。ヘタしたら、相手への依存度は、日本のほうが大きいかもしれない。同じアジア人同士、仲良くやっていくべきであろう。副島チェンチェイの言葉を借りれば、「うまく付き合ってともに栄えればそれでいい」ということだ。

 副島チェンチェイの今後の中国研究に期待したい。。。


 本書のオススメ度 ★★★★☆




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